ぎっくり腰

 一般的に「ぎっくり腰」と言われるものですが、地方によっては「びっくり腰」と呼ばれることもあるそうで、欧州ではその痛みから「魔女の一撃」とも呼び方もあるそうです。痛みが出た時の感じが伝わってきそうな呼び方ですよね。

実はその「ぎっくり腰」も正式名称ではなく「急性腰痛」という名称が正式なものになります。

 

病態としては筋肉・筋膜性や腰椎椎間関節、仙腸関節性などの損傷や捻挫で起こりますが、椎間板ヘルニアや内臓疾患でも急激な腰の痛みは出ますのでしっかり検査することが必要となります。 

 

また一度経験すると

  • 冬場や季節の変わり目
  • 疲労の蓄積や重労働後
  • 運動不足やケア不足

などにより再発することが多いのも特徴的です。

当院では急性腰痛の治療だけでなく予防にも取り組んでいます。

日常生活の改善から、筋肉の柔軟性をだすストレッチの指導なども行っています。